清掃のパートにとってクモは害虫

家族の思い出
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本州以南に比べれば、圧倒的に虫の少ない北海道。

こちらに来てゴキ◯リやムカデ、カマキリからは解放され、ハエは小さくなり

蚊に刺されることもめっきり減りました。

 

それでも虫は完全にいないわけではなく、私にとっては天敵に近い虫もいます。

それがクモです。

 

タカアシグモのような手のひらサイズの物はさすがにいませんが

土曜日に病院の食堂を掃除していたところ、脚を広げた状態で2cmクラスのクモに

遭遇してしまいました。

こちらに来てから一番の大物です。

 

クモは一般的に他の虫を食べる益虫とされていますが、清掃をする者にとっては

掃除する場所に巣を張る厄介な生き物です。

 

昔、清掃をしていた時の先輩は「見かけたら生かして帰さない」と豪語していましたし

男性だと大体とどめを刺すようです。

 

しかし、私はどうしてもそれが怖くて、見かける度にわざと逃がしてしまいます。

別に仏心があるとか、そういうのではありません。

 

叩いた後、クモが苦しそうに足を曲げる姿が、ホラーのようで生理的にどうしても

受け付けないのです。

 

他の虫も似たような理由でやっぱり苦手で、ためらいなく叩けるのは

おそらく蚊くらいだと思います。

 

根性が無くて情けないけれど、そういうのに耐性が付かなかったのは

今さらどうしようもないのです。

 

とりあえず今の現場は、どちらも見逃しができる一人仕事で良かったと思っています。

 

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◆最後まで読んでくださって、ありがとうございました◆

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