窓を10㎝網戸にして過ごす、今日の気温は25℃超。
もうじき9月も終わるのに…
在庫が切れたら来年まで買わない、でもまだ十分残っている。
そう思っていた麦茶も残り少ないこの頃です。
いつも応援いただきましてありがとうございます
収納の片隅の小さな缶
しまい込んだ物を少し捨てようとクローゼットを片付けていたら、引き出しの奥から出てきた、小さな缶。
六花亭の『ありがとう』というチョコレートの缶です。
昔、買った覚えはあるけれど、一体何年前のことやら…
取り出すときに、カサカサと中で何かが動く音がしました。
蓋を開けてみると…
猫の爪でした。
かつての愛猫が、爪を研いだ時にはがれ落ちた、爪の表面です。
そう、そう。
かなり原型を保っていたので、記念(?)に保管していました。
探せば、抜け落ちたひげを集めた箱も、どこかから出てくるはず。
拾い始めの話
もともとは猫から落ちた物を取っておく趣味はありませんでした。
猫好きの知人がそうしていると話に聞いて「へえ」と思っただけ。
しかしうちの猫も13歳になり、体調を崩して病院に通い始めました。
その辺りで、ふと浮かんできたその件を思い出して、真似るようになったのです。
もっとも、普段は普通に床に掃除機をかけてしまいます。
目の前で形を保った爪が飛んできたり、落ちてきたりすることは滅多になく、結局2年かけて4個しか集まりませんでした。
缶の中を確認し、ひとしきり思いにふけった後は、蓋をして、元の場所に戻しました。
間違ってうっかり捨ててしまわない奥の奥に、ひっそりと保管。
拾ったお骨の中にあった爪と歯は、2年前に小樽に来た弟に渡してしまったので、こちらは最後まで私の家に置いておきます。
明日は再び3時間働いてきます。
たったの週3日で3時間、しかしやりたいことを諦めないための、生活の糧です。
*『毎日が発見ネット』様の体験記コーナーで連載中。
毎月第1土曜日の夜8時台に更新予定です。
最新版は9月6日に更新されました。
