金曜日。
街行く人は、半袖2割、長袖8割。
半袖で風に煽られ、鳥肌を立てて歩く朝。
出掛けるまでは「まだ大丈夫」と思ったのに…
季節の変わり目は、いつも見通しが甘いです。
パート3日目
もう新しいパートを始めて、3日目になります。
今日までで、研修期間もおしまい。
ここまで付き添って教えてくれた先輩とも、あっさりお別れ。
たったの9時間でした。
昼休みもなければ、途中の休憩もないため、お互いそこまで深い部分は語らず。
でも、教え方は丁寧です。
集合ポストの真下の床を拭きながら
「廊下のような、住人が通り過ぎるところは、サッとやっても大丈夫。
玄関付近、エレベーターホールのような、立ち止まるところ、目線が止まるところはしっかりやってね」
と、モップを小刻みに動かして見せてくれました。
作業が終わり、共同で使っていたロッカーから、青いポーチと置き傘を取り出して
「ハンガーも私が持ってきたけど、かさばるから置いてくね。
じゃあ、後は任せたから。
頑張ってね」
と私に言うと、小さな窓口に座っている管理人さんに向かって声を掛けました。
「仕事中にすいません、私、ここまでなので。
今までありがとうございました」
「ああ、どうもお疲れさんでした」
管理人さんはそれだけ答えて、また受付側に向き直ってました。
なんとなくこの職場の人間関係の希薄さを感じましたが…
でも、あまり詮索されるよりは、気が楽です。
月曜からは一人での作業。
淡々とこなしていくように心掛けます。
午後からリハビリ
仕事から帰って2時間ほど食事したり、雑用をしたりするうちに、もうリハビリに行く時間。
とくに語るほどのことは起きませんが、少しずつ順調に、左腕は快方に向かっています。
ただ、仕事のあとにリハビリは初めてのパターンで、治す以前に疲れており、帰宅する頃には完全にへたばってました。
家に戻って、カフェオレを飲もうと、いつものネスカフェにオリゴ糖と牛乳を入れてさあ、テーブルに運ぼうとして、手が滑り・・・
カップこそ落とさなかったものの、中身がほとんどカップの外へ。
着替えたばかりのチュニックのお腹から下はびしょびしょ、床もびしょびしょ、周囲の家具の下の方は、はねたコーヒーの滴だらけ…
一気に疲労度が倍増。
後片付けで20分が消えました。
疲れてる時に限って…と思うけれど、疲れてるからやってしまうんですよね…
早めに休みたいけれど、こういう時に限って、なかなか休めないもの。
カフェオレを入れ直す気にならず、牛乳を少し飲みました。
*『毎日が発見ネット』様の体験記コーナーで連載中。
毎月第1土曜日の夜8時台に更新予定です。
最新版は9月6日に更新されました。
