
パートは休みの日曜日。
それほど寒くなく、ノー暖房デーで行けるかと思ったけれど、結局、陽が落ちてすぐヒーターを点けました。
昨日買出しに行ったので、今日は明日に備えて体力を温存です。
「筋肉は裏切らないけど、関節は裏切る」
と最近よく耳にします。
確かに…筋肉は鍛えられるけど、関節は擦り減る一方。
身体を動かすたびに、実感する日々です。
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60代になったから分かったこと
50代後半に1年半ほど、近所の病院で清掃パートをしていました。
朝5時半スタートで、階段使用禁止の、かなり厳しい仕事です。
当時はそれでも猫を養っていたので、それなりに仕事は続けていましたが…
猫が虹の橋を渡り、自らも右肩を壊したので退職しました。
当時の同僚の女性パートは私の他に2人いて、一人は管理職で64歳、もう一人は63歳。
こういう仕事を長年する人は、けっこう気性が激しい人がいることもあって、2人は何かと衝突していました。
63歳の人は、離婚歴のある独身で、マッチングアプリのヘビーユーザーでした。
そのため、当時の私はちょっと退いていたのですが…
今、当時のその人と年齢が近くなって、何となく気持ちが分かってきました。
土台がない60代を一人で生きること
別にマッチングアプリをしようという訳ではありません。
そういうのは自分に向いてないと思います。
ただ、独身で、経済的な基盤がない、60代でいること。
それがどれだけ精神を削るかを、理解しました。
どちらかひとつでも満たされていれば、かなり違います。
年齢によっても違います。
50代の時は体力がないと思っていても、まだまだ丈夫で不安が少なく
「働けばいずれ何とかなる」
と、疑問なく思えていました。
63歳の人は「独身でなくなること」を求めて活動していましたが、私は経済的な基盤を求めて、転職したり、副業に精を出す方向へと向かって、まだ結果を出せていません。
私も年が明けたら63歳になります。
「こんな状態で、こんなところまで来てしまった」
みたいな気持ちが拭えませんが、何かを出来るうちはそれを続けながら、進んでいくしかないと思っています。
*『毎日が発見ネット』様の体験記コーナーで連載中。
毎月第1土曜日の夜8時台に更新予定です。
最新版は10月4日に更新されました。


