しとしと雨がそぼ降る中、セール中のスーパーに行くかどうか迷って、見送った朝。
午後からはすっかり雨が上がり、こぶしを握って空を見上げます。
ブログを上げてから、出掛ける予定。
野菜の見切り品はもう無いけれど、まだ買えるものをゆっくり買ってきます。
いつも応援いただきましてありがとうございます
1冊の白い本
最近、身の周りの掃除はササッとしても、本格的な片付けや不用品の処分はしていません。
何気に、クローゼット内の本棚の本を少し減らそうと思い、取り出してみると…
表紙が真っ白な本が出てきました。
昔は書店に、表紙も中身も真っ白で装丁だけはちゃんとした本、いわゆる『白い本』が売っていましたが…
それではなくて、単に自分がカバーを裏返して掛けていただけの本です。
ああ…これはもう10年以上前に入手した本。
文字通り、離婚の時に参考にしようと買ったものでした。
『相手』に見つからないように表紙を隠し、大事なところにわざわざ付箋まで貼っていました。
離婚の準備本
てっきり処分したものだと思っていたのに…
表紙を隠したせいか、自分でも忘れてしまったようです。
ちなみにカバーを外すと、こんな感じ。
身近に離婚の相談までできるほど親しい人がいなかったので、情報は本で仕入れました。
当時もネットはあったはずですが、昔は本の方が馴染みがあったからかもしれません。
今はネットだけでも十分かも。
ちなみに付箋はどこに貼っていたかというと…
もう、これ以上ないくらい、ど直球で本番の部分でした。
これを買ったのは、もう後戻りする選択肢が完全に消えた頃。
覚悟が決まっていて、いつ実行するかばかり考えていました。
懐かしいと言えば、懐かしい。
でも、思い出す必要があったかと言えば、なかったという…
あの生活は、もう完全に過ぎ去った過去なんだなと、改めて思いました。
*『毎日が発見ネット』様の体験記コーナーで連載中。
毎月第1土曜日の夜8時台に更新予定です。
最新版は8月2日に更新されました。
